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入退室&アクセス管理 導入事例 イオンスポーツクラブ 3FIT

イオンスポーツクラブ 3FITイメージ

インタビュー

ドアの開錠・施錠、温度検知、チェックイン・アウトといった3つの作業を顔認証で一元化

イオンスポーツクラブ 3FIT 様

ドアの開錠・施錠、温度検知、チェックイン/アウト。この3つが、顔認証で一度にできるようになりました。

イオンスポーツクラブ 3FIT は、お客さまの安全・安心を第一に運動をサポートしております。イオンモール(ショッピングセンター)に接しているため、様々な年齢層のお客さまが来店されます。買い物ついでに運動をしようとすると、お客さまのお荷物がとても多くなります。そういうお客さまでも会員証をポケットから取り出す必要がなく、顔をピッと認証すれば入館できるように、顔認証の導入プロジェクトを開始、SenseThunderと会員システムを連携いただきました。

SenseThunderの導入で、大きな進歩が3つありました。1つ目はドアの開錠・施錠。2つ目は入館の際の温度検知。3つ目はお客さまが会員さまかどうかを判別するためのチェックイン。この3つが、顔認証で一度にできるようになったことが、大きく進展したところだと考えております。

入館時のドアの開錠・施錠、温度検知、チェックイン/アウトといった3つの作業を、顔認証で一元化できました。

イオンスポーツクラブ 3FIT 葛西店、イオンスポーツクラブ おゆみ野店で、実際の運用について、お話を伺いました。

イオンスポーツクラブ 3Fit 葛西店では、ご入会と同時に顔写真のご登録をいただき、会員様は入り口に設置しているSenseThunderを使って入店いただきます。お客様に施設をご利用いただくにあたって、安心・安全を最優先に取り組んでおり、感染症対策として様々な取り組みを実施しております。

今回のSenseThunderの導入によってドアの開錠/施錠入館の際の温度検知、チェックイン/アウトといった3つの作業を、非接触・非対面で一元化できたということは、お客さまにとっても安心につながります。スタッフにとっても、それぞれの作業が簡素化でき、その時間を、お客さまへのサービス向上に当てることができた、ということは大きな進歩だと思っております。

お客さまが何時に来られ、何時に帰られたという記録も自動で残りますので、お客さまの管理もしやすく、また、会員さまだけが中に入れる状況になっておりますので、防犯の面でも非常に安全性の高い内容になっております。

会員システムと連携することで、入会受付の効率化はもちろん、施設の稼働率、人数制限などの管理に非常に役立っております。

チェックインいただいた段階で会員システムに来館情報が飛んで参ります。またチェックアウトすると、その会員さまの在館データが消えますので、常に在館者の管理ができる機能もあります。コロナ禍において、施設の稼働率・人数制限がございますので、施設管理に非常に役立っております。

チェックアウト時間も確認することができますし、チェックイン記録からは、そのお客さまが何ヶ月目の利用なのか、当月何回目のご利用なのかが、パソコンですぐにわかるシステムになっており、会員様のフォローにとても役立っております。

会員証の発行は、ひとり一枚準備しておりましたので、会員システムへの紐付けや広報業務が各店舗に発生しておりました。現在は写真撮影のみで会員システムと連携することができ、店舗作業も軽減できました。入会受付でいうとこれまで、30分くらい時間がかかっていたものが、早いお客さまでは1/3くらいで入会受付完了するようになりました。

顔認証と温度検知でお客さまに安心感と利便性を提供。スポーツに集中いただける環境を整備しました。

温度異常が検出された場合は鍵が開きません。ご利用されているお客さまからすると施設内に温度異常のお客さまがいないという担保にもなりますので、お客さまから好評のお声をいただいております。

また、自分の顔が会員証になっていますので、会員証を忘れて入館できないということがなく、快適にご利用いただけると思います。これまでのスポーツクラブはやはり会員証がなくなってしまった、忘れてしまって入館できないなどがあったと思いますが、このシステムを導入すると、そういったことはないのかなと思います。

顔認証導入メリットまとめ

ドアの開錠・施錠、入館の際の温度検知、チェックイン/アウトといった3つの作業を、非接触・非対面で一元化。

顔認証と会員システムの連携で入会受付が約1/3に。対面時間を大幅に削減。

顔認証と温度検知でお客様に安心感を提供。スポーツに集中いただける環境を整備。

ICカードの会員証による不便を、顔認証で顔パス解決。

導入検討のきっかけは、会員様の手間を減らすために顔認証を使ってみたこと

以前より、SenseThunderで温度検知は実施していましたが、せっかく顔認証の機能があるので、会員様の手間を減らそう、顔ひとつで簡単に入館できるようにしようと考えました。

必ずカードを持参していただかないと来退館がすぐに出来ない、カードを忘れた際もフロントに声をかけてカードを忘れましたと言わないといけない状況が、顔ひとつで楽に入館できる、お手間を減らすことができる。ちょっと買い物がてらにスポーツを、というイオンスポーツクラブならではのニーズに対しても、わざわざ荷物を降ろして、カードを出して、という手間がなくなり、会員さまに必ず喜ばれると信じて、導入をすすめていきました。

導入にあたって、会員さまに不安無くご利用いただくために、「ICカードでの来退館記録が、顔ひとつで簡単にできるように変わりますよ」というご案内を徹底して、ICカードでの来退館記録を無くしました。

慣れてきた頃には、会員様からは「入れてくれて良かった」と声をいただいております。

「温度も検知できる、来退館もとれる、安全・安心に施設をご利用いただける、プラスして業務も効率化できる」今まで、お荷物が多い中 IC カードを財布から出して、と入館していたものが顔ひとつでできるようになったことは、ご年配の方だけでなく、中年層から若年層にかけての会員さまからも、時間が短縮でき、無駄な手間も省け、良かったというお声をいただきました。

会員さまに実施いただくことになるので、今まで以上に時間がかかっていたら意味はありません。機器に対してスタッフが把握できていないと会員さまにお伝えすることができないので、初めは懸念していました。

導入段階になると「どうやったらいいの」と会員さまからスタッフにお声掛けは多くありました。繰り返す事によって会員さまのお手間も減ってきて「こういう流れて行ったらいいんだな」と理解していただき、慣れてきた頃には「入れてくれて良かった」と言われることもありました。

今までは、顔認証って簡単にできるものではないと思っていましたが、マニュアルに沿って進められたので比較的簡単に設置できました。SenseThunderを入れることによって、顔ひとつで入館することもできるし温度も検知できる。驚きプラス便利になったねって言う声はすごくいただきました。

さらに、コロナ禍なので、接触を減らすことができ、会員さまが何時に入退館し、温度がどのくらいだった、ということがすべて記録に残るので、保健所の方とお話しをすると「そこまで感染症対策をしているのなら安心ですね」と、評価をいただいております。

SenseThunderはデバイスだけでなく、アプリがあることで、取り組みをさらに拡げていけるのかなと思います。遠くにいても、事務所にいても、入館情報などがアプリで確認、タグ付などができる。まだ確定は出来ませんが、様々な可能性があるなと感じております。

アフターコロナにおいても、この取り組みをさらに発展させていく。

顔によってお客さまを識別できるところが大きな特長と思っております。スポーツクラブはお客さまそれぞれが異なる運動をする場所です。お客さま個人の運動履歴をマシンと紐づけて管理が出来るようになっていけば、スタッフの側からすると、名前や履歴を追わなくても、アドバイスがしやすいということに繋がるのかなと思っております。

さらに、キャッシュレス決済機能とつなげることで、商品を施設の中でお買い上げいただく際に、現金をいちいち取り出さなくてもよくなり、利便性の向上であったり、スタッフのオペレーションの改善につながるのかな、と思っております。

安全・安心の取り組みは今後もさらに強化をしていきますが、アフターコロナも視野に、こういった取り組みをさらに発展させていきます。


もっと便利に施設をご利用いただけるように。と始まった顔認証チェックインの取り組みが、お客様に安心してスポーツを楽しんでいただくことに役立ち、さらなる利便性を提供していく。お客様のために様々な施策を実現するイオンスポーツ 3FITの取り組みに、SenseThunderも役立っています。

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