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AI温度検知 導入事例 住商グローバル・ロジスティクス株式会社

住商グローバル・ロジスティクス株式会社イメージ

インタビュー

⾼精度、⾼速な顔認証システムで密を回避。
物流センターを⽌めない安全対策と、効率的な勤怠連携。

住商グローバル・ロジスティクス株式会社 様

新型コロナウィルスの感染拡⼤は、⼈と⼈の関わり⽅に⼤きな影響を与えました。多くの⼈が働く企業でも、感染拡⼤防⽌の対策や従業員の安全を守るための配慮が求められています。

企業はそのような課題に対してどのように⽴ち向かっていけば良いのか。今回は、AIを活⽤した顔認証技術と⾚外線サーモグラフィーにより、マスクを着⽤したままでも0.5秒でスピーディーに温度検知と顔認証ができると話題の「SenseThunder」を、勤怠管理システムと連動する形で導⼊。従業員の安全衛⽣⾯の課題を解決した住商グローバル・ロジスティクス株式会社の⼭⼝庸⼀さんにお話を伺いました。

通販の活況で⼤忙しの物流センターと800⼈のスタッフ

まず簡単に、御社の事業内容をご紹介いただけますか?

当社は住友商事株式会社の物流事業会社で、住友商事グループ内外問わず幅広く物流事業を展開しています。具体的には、当本部の物流センター事業に加え、海外拠点と連携した国際輸送・調達物流事業、液体・流体の輸送容器レンタル及びパレット洗浄事業、インハウス物流業務などを⾏っています。
特に現在は新型コロナウィルス感染症によるステイホームの影響で、テレビやインターネットの通販が活況を呈している状況です。物流センターは⼤忙しですね。

物流センターでは何名くらいの⽅が働いているのでしょうか?

正社員約200名とパート・アルバイトスタッフ(以下スタッフと表記)約800名が物流センターの運営に関わっています。このうち800名のスタッフが、商品の⼊荷から在庫、出荷に⾄る物流センター内の作業を⾏っています。

重要なことはスタッフ全員が安全に、安⼼して働けること

今回新たに「SenseThunder」を導⼊するまでは、どのような問題があったのでしょうか?

この800名のスタッフの勤怠管理を⾏うために、2009年から指静脈認証システムを利⽤していましたが、このシステムには2つの⼤きな課題がありました。


まず、勤怠打刻に時間がかかっていたことです。これまでは出勤・退勤を画⾯上で選択し、その後、指静脈認証を⾏っていましたが、この作業に時間がかかり、朝の出勤者の多い時間帯には打刻待ちの列ができ、密な状態となることがありました。まずこの点を改善する必要がありました。
もう1つの課題は、指静脈認証は接触型であるということです。多くのスタッフが同じ画⾯、同じセンサーに触れることになるため、消毒等は励⾏しているものの、感染症などの接触による様々なリスク対策も必要でした。

当センターの業務を⽀える800名のスタッフの皆さんに「安全に安⼼して働いて頂ける環境」を整備することは何よりも⼤切であり、今回、これらの課題を解消するため認証システムの⼊れ替えを実施しました。

決め⼿は「⾮接触」と「温度管理」そして勤怠管理システムとの連携

今回「SenseThunder」をご導⼊いただくにあたり他システムとの検討はされましたか?また「SenseThunder」導⼊の決め⼿になった理由をお聞かせください。

出勤者の温度確認を⽬的としていたので、温度計測が可能な顔認証のシステムを導⼊することは決まっていました。もちろん複数社の顔認証システムを検討しましたが、他社でネックになったのは、当社の勤怠管理システムとの連携でした。⼤きなシステム変更が必要な場合は開発コストがかかりますし、運⽤を開始するまでに時間がかかります。


そのような中、「SenseThunder」はAPI(Application Programming Interface)が⽤意されていたので、当社の勤怠管理システムと相性が良さそうでしたし、顔認証でスタッフを識別でき、異常温度の検知も可能でした。これらの点が導⼊の決め⼿になりました。

管理側、スタッフ側ともにメリットあり

「SenseThunder」を導⼊いただいた後の効果はいかがですか?スタッフの皆様の評価などもあればお聞かせください。

まず当初の想定通り、「SenseThunder」は⼤きなシステム変更をすることなく当社の勤怠管理システムに連携することができました。設置に関しても⼤きな⼯事などが必要なく、導⼊までのハードルは⾼くありませんでした。導⼊担当者としてはこの点は有り難かったです。

また、管理側の利点としては、顔データの登録作業が簡単だったことが挙げられます。デジタルカメラやスマートフォンの写真でもアップロードすることができたため、スムーズに登録できました。スタッフは毎⽉⼀定数の⼊れ替わりがありますが、データの更新もスピーディーに⾏うことができます。この顔認証機能は経年変化にも対応していると聞いており、認証⽤データ再登録時の⼯数が低減できると期待しています。

スタッフの反応も良いですね。まず毎⽇実施していた画⾯上での出勤・退勤の選択作業がなくなり、「端末の前に⽴つだけ」になったため、以前よりもはるかに待ち時間が少なくなり、認証待ちの列がなくなりました。スタッフのストレスも減少し、密も回避できています。
他にも「SenseThunder」は温度検知機能があり、発熱しているスタッフを確認できるため、物流センターへのウィルス持ち込みの抑制につながると考えています。現在は合計 23 台を、全ての物流センターに導⼊しています。

⽣活インフラとしての物流業務を⽌めないことが私たちの使命であり、物流センターに勤務するスタッフの⽅々が安⼼して働ける環境を整えることが必要不可⽋です。そのため当社では、出退勤時だけでなく、⾃宅での検温や館内各所への消毒液設置、エレベータや送迎バス、⾷事のエリアでも私語を禁⽌にするなど、感染防⽌対策を徹底しています。

今後の利用範囲拡大に期待

今後、「SenseThunder」のバージョンアップや機能拡⼤に期待されていることはありますか?

当初、温度検知と顔認証は暫定的なものかもしれないと考えていましたが、現在は⼈々が集まって仕事をする状況において必須ではないかと感じています。

今後については、たとえば館内各所の⼊退室管理のためのセキュリティ強化として使⽤する、⼈を特定して認識できれば、作業者各⼈の作業動線の分析や作業⼿順のエラー検出、在庫の効率的な配置などにも活⽤できると思います。物流は更なる転換期にあり、より⾼度な機械化や⾃動化が必須となっていますが、カメラ技術についても出退勤にとどまらない分析・改善につながる認識システムであり、「SenseThunder」の今後に期待しています。


後付け設置で⾼精度な異常温度検知と顔認証が可能になる「SenseThunder」は、多くの⼈が働く物流センターでは、なくてはならないシステムとなっていました。不特定多数が出⼊りする店舗やイベント会場などはもちろん、企業の出退勤や⼊退室など多くのシーンでの活躍が期待できます。

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日本コンピュータビジョン(通称:JCV)について

日本コンピュータビジョン株式会社は、ソフトバンク株式会社を親会社とするAIカンパニーで、SenseTime社の画像認識技術を活用し、“スマートビルディング分野”と“スマートリテール分野”に対して最先端ソリューションを提供します。