コラム

コロナ対策やおもてなしに役立つ”非接触”を紹介。[飲食・店舗に最適]

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新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの生活は変化を求められました。現在も継続して、感染拡大を食い止めるための様々な対策や取り組みが行われています。その中でも、注目されている対策が”非接触”です。

では、”非接触”とは具体的にどのような対策で、どんなメリットがあるのでしょうか。今回は、コロナ対策で有効とされている"非接触"の中で、飲食店や店舗に最適な、業務の効率化などにつながる取り組みについて解説します。

コロナ対策に有効な“非接触”。飲食店や店舗ではさらなる効果も。

新型コロナウイルスの感染経路のひとつに、接触感染があります。ウイルス感染の要因は、口や鼻などの粘膜へ飛沫が付着することだけでなく、手指が飛沫の飛んだ箇所に触れ、その手指から感染することもあるからです※1。つまり、物に接触する回数を減らせば、結果的に感染リスクも減らせるということになります。これを利用した対策というのが”非接触”を取り入れることです。

オフィスでの非接触の導入についてはこちらの記事にまとめていますが、不特定多数の出入りが多い飲食店や店舗などでは特に検討する価値があります。なぜなら”非接触”は従業員やお客様に便利さを提供できるからです。
※1 出典:厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A

生活の中にある”非接触”ってどんなもの?

私たちの生活の中に、”非接触”の物はどういったものがあるのでしょうか。どのような場所や場面で使われているのかとともに紹介します。

非接触の物特長 / 場所・場面
非接触
ディスペンサー
手指の消毒用アルコールを自動噴霧。非接触検温器とセットになった感染症対策ツールも増えている。
飲食店や施設などの入り口に設置
非接触検温器 非接触で瞬時に温度検知が可能。顔認証型の機器では、無人運用も可能なので対面リスクも低減。異常温度やマスク未着用のお知らせ機能が付いている機種もある。
店舗や施設の入り口で実施
非接触決済 クレジットカードからバーコード・NFCを利用したものまで多様。現金のやりとりが行われないため、衛生的かつ、レジ締めなどの業務負荷をも低減。
飲食店やコンビニ・タクシーなどに設置
非接触スイッチ 手を近づけると発生する磁気や電流にセンサーが反応し、オンオフの切り替えができる。節電効果も期待できる。
店舗の照明・病院などに設置
自動ドア 非接触の代表格。ドアノブやスイッチに触らずに自動で開閉。
店舗や施設に数多く設置
自動水栓 手をかざすことで水が出るので衛生的。自動で水が止まるため、節水効果も期待できる。
商業施設のトイレに多く設置

”非接触”は生活を便利にするためのものが大半です。そして日常的に利用するのもに多く取り入れられているので、飲食店や店舗などでよく見られます。これらをうまく活用することで、コロナ対策・衛生管理だけでなく、アフターコロナにおいても活用できる仕組みや、使用する人にとって満足度の上がる仕組みを構築することができます。

コロナ禍で欠かせないものが”非接触”の検温器。

飲食店はもちろん、商業施設や店舗のエントランスでの検温は当たり前になっています。そして、検温の際には体温計ではなく、”非接触”の検温器が使用されています。顔認証型の非接触検温器であれば、無人で温度を検知でき、接触だけでなく対面も避けることが可能です。従業員のコロナウイルスの接触感染リスクを低減するためにも、お客様に安心の空間を提供するためにも、欠かせないものと言えるでしょう。

手指の消毒用アルコールを自動噴霧できるディスペンサーとセットになっていれば、エントランスでの感染症対策を一元化することができ、おもてなしの空間をスマートに演出できます。

顔認証型の検温器について詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

さらに、顔認証型の非接触検温器の中でも、複数同時に温度やマスクの着用を検知できる機種や、高速・高精度なデバイスにより、ウォークスルーでのスムーズな入館が可能となり、温度検知時の人の滞留を避けることができる機種など、様々な特長をもつ機器があります。検討の際は使用目的を考慮して機器を選びましょう。

複数同時に、業界最速の0.1秒で温度検知が可能な[SenseThunder-Air]。シンプルなデザインで、こだわりの空間にもマッチします。

”非接触”とともに検討すべき感染症対策。

人が密集してしまう飲食店や店舗はコロナ対策に細心の注意を払う必要があります。ここでは、非接触だけでなく、密集の回避によるクラスター対策例をみていきましょう。活用次第では業務の効率化など様々なメリットを生み出すことも可能です。

モバイルオーダーの導入
店頭での滞在時間を短縮することにより、混雑や人の密集を防ぐことができます。また、対面での接触機会も減少でき、コロナウイルスの感染予防の手段としても有効です。東京都の飲食業を対象にした「業態転換支援」の助成金活用ができるサービスもあります。

自動打刻の勤怠管理システム
出退勤時刻をタイムカードで管理している店舗は多いと思いますが、シフト交替時の密の発生、給与締め時の集計業務負荷など課題があります。バックヤードに入室する際に、検温報告と自動勤怠打刻が実施できると、スムーズな入室により密を回避。勤怠システムにデータを自動で送ることで、集計業務の負荷も低減できます。

映像解析システム
防犯カメラの映像から、人の滞留や密集を分析できるシステムです。時間帯や曜日ごとにパターンを解析することで、誘導スタッフの配置や店舗レイアウトの再検討など、恒久的な密の回避を実現できます。機種によっては、不審人物の検知や、来店客の年齢・表情などの属性からキャンペーン施策を検討するなど、マーケティングデータの収集にも活用可能です。


今回はコロナ対策で有効とされている"非接触"の種類や取り組み例を紹介しました。"非接触"の物はコロナ対策と同時に、従業員やお客様に便利さも提供できます。さらに、業務負荷の低減による労働生産性の向上なども期待できます。

最近では、補助金・助成金などの後押しもあり、生活の中に"非接触"が採用されたサービスの増加が実感できます。本記事で紹介した"非接触"の物や取り組みを参考に、コロナウイルス対策・おもてなしの深化を、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。


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