お知らせ

顔でシステムやPCにログインアクセスができる「JCV Face Login」を正式に提供開始

公開日:

~ ID/PW管理が不要。よりセキュアで高速な認証アクセスを実現 ~

当社は、Windowsや業務システム、SaaSへのアクセスを対象とした顔認証ログインサービス
「JCV Face Login」の提供を正式に開始します。

・開発背景と目的

PCやSaaS(業務システム)へのログインには、一般的にIDとパスワードによる認証が用いられます。
ただ、ログイン情報が盗まれることで、なりすましログインにより個人情報や機密情報の漏洩などの問題が起きています。データ侵害のうち80%以上がパスワードの流出が要因です。
結果として、パスワードの定期的な更新を行う等の対策に伴い、利用者並びに管理者の負担は増すばかりです。その為、パスワードの入力を必要としない生体認証を利用した「パスワードレス」のニーズが社会全体で高まってきています。
JCVは、高精度な顔認証技術と多くの導入実績で蓄積されたノウハウをベースに顔認証ログインサービス「JCV Face Login」の提供を開始しました。

なお、先行してサイオステクノロジー株式会社のIDaaS*¹「Gluegent Gate*²」と連動した顔認証シングルサインオンを提供しております。導入先企業からは顔認証とSSOによる業務の効率化によって、年間で約6,000時間の省力化に繋がると評価を頂いております。

「JCV Face Login」の概要

第1段として、Windowsのログオンや、業務システム/SaaSへのシングルサインオンを提供します。
簡単な初期設定を行うのみで顔認証ログインが実装できます。

■ 動作確認済みのサービス(2022年10月時点)

・シングルサインオン(SSO)サービス:Gluegent Gate
・アプリケーション:Google Workspace、Microsoft 365、Azure Active Directory、Salesforce、FortiClient *³ 
・ PCログイン : Windows OS PC *³

■ 初期設定

1. 顔認証ログイン用に顔写真やメールアドレスを含むユーザー情報を登録
2. 各アプリケーションとの認証連携を設定
3. PCにクライアントソフトウェアをインストール&設定 (Windos顔認証ログオン利用する場合)
4. 利用開始

■ 顔認証ログイン手順

1. 業務システムにアクセス(もしくはWindows)
2. カメラの起動/自動的に顔をキャプチャ
3. 認証(サーバー認証)
4. ログイン

本サービスは、利用者に高速ログインを提供するだけでなく、「パスワード更新」や「パスワード忘れによる問い合わせ」などの工数削減を実現し、利用者並びに管理者の業務効率化にも繋がります。
なお、生体検知を行い、本人になりすました写真や動画での認証をブロック、不正利用を防ぎ、強固なセキュリティ環境構築に貢献します。

顔認証が連携対応するアプリケーションサービスの拡大を進め、環境構築を図ると共にお客さまの課題解決に貢献して参ります。

*¹ Identity as a Serviceの略、複数サービスのIDやPWをクラウド上で一元的管理するサービス
*² Gluegent Gateは、サイオステクノロジーの商標または登録商標です。
*³ Google Workspaceは、Google LLCの商標または登録商標です。
*³ Windows、Microdoft 365、Azure ADは、マイクロソフトの商標または登録商標です。
*³ SalesForceは、セールスフォースの商標または登録商標です。
*³ FortiClient VPNは、FORTINETの商標または登録商標です。

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日本コンピュータビジョン(通称:JCV)について

日本コンピュータビジョン株式会社は、ソフトバンク株式会社を親会社とするAIカンパニーで、
画像認識技術を活用し、“スマートビルディング分野”と“スマートリテール分野”に対して
最先端ソリューションを提供します。