コラム

顔認証を使った出欠管理とは?教育機関でも活用される顔認証での出欠管理について詳しく紹介

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さまざまなシーンで導入されている顔認証ですが、近年では「出欠管理」にも使われるようになっています。顔認証を使った出欠管理システムの導入を検討している教育機関の担当者や学習塾経営者の方も多いでしょう。

しかし、導入する前に「顔認証による出欠管理の仕組み」や「導入によってどのようなメリットがあるのか」などは最低限チェックしておきたいところです。

そこで今回は、主に下記について詳しく解説していきます。

・顔認証を使った出欠管理の仕組み
・顔認証出欠管理のメリットとデメリット
・実際の導入事例

顔認証による出欠管理を初めて知ったという方も、ぜひ参考にしてください。

顔認証を使った出欠管理とは何か

まずは、顔認証を使った出欠管理の仕組みと活用シーンについて紹介していきます。顔認証による出欠管理は汎用性が高いため、さまざまなシーンで活用することが可能です。

顔認証出欠管理の仕組みとは?

「顔認証出欠管理」とは、出欠管理に顔認証を組み合わせることで、よりセキュアな管理を可能にしたシステムです。あらかじめアプリや専用サイトなどで顔写真を登録し、当日出席する際に認証ツールで本人確認を行います。

顔認証にはAIによるディープラーニングが応用されているため、高精度でスピーディーな認証を実現します。システムによっては、マスクやメガネの着用にも対応しています。

顔認証出欠管理の活用シーンとは?

顔認証による出欠管理は、塾や学校、学童保育、サークル活動、会社など、限定された人が日時を問わずに来訪する施設で活用されています。

顔認証での出欠管理は、上記のような場面以外にもオープンキャンパスなどで導入されており、性別や年齢といった来場者の属性把握に利用されています。子供の学習塾などでは「見守りサービス」として活用されることもあります。

顔認証で出欠管理をするメリットとは?

顔認証で出欠管理をする主なメリットは、次の3つです。

・授業の出席におけるなりすましや代返の防止
・リアルタイムでの出血確認が可能
・業務の負担や手間の削減

それぞれ詳しく見ていきましょう。

授業の出席におけるなりすましや代返の防止

従来の名簿を使った出欠管理では、「なりすまし」による出席や代返が起きやすいという問題があります。しかし、顔認証による出欠管理を導入すれば本人以外の認証はできないため、従来の出欠管理で起こりがちなトラブルを防げます。
出欠の不正行為がなくなれば、生徒ごとの正しい出欠情報が把握でき公平性も保たれるでしょう。

リアルタイムで出欠確認が可能

顔認証出欠管理システムは、教務システムの連動によるリアルタイムでの出欠確認も行うことが可能です。
リアルタイムでの出欠情報反映と、欠席履歴の確認が即時可能になれば、学生の健康面やメンタル面の異変にも気づくことができ、ドロップアウト防止のためのフォローにすぐに入れるでしょう。

業務の負担や手間の削減

紙を使った出欠管理は配布や記入などの手間がかりますが、顔認証出欠管理は教員や管理者の手間がないので、業務の大幅な効率化が実現します。
例えば、出欠の情報をデータベースに直接記録できる顔認証出欠管理があります。データベースに直接記録できれば、呼名や出席カード管理を行う必要がなくなるため、出席者確認・管理業務の効率アップも可能です。

さらに、温度検知機能が付いているシステムを導入すれば、教室などの空間の安心感を可視化できます。業務が増えがちなコロナ禍においては、顔認証出欠管理を活用する機会も増えるでしょう。

顔認証での出欠管理におけるデメリット

顔認証出欠管理をスムーズに導入するためには、デメリットを確認しておくことも大切です。

・精度が高いシステムを選ぶ必要がある
・プライバシーへの配慮が必須
・導入の際に上層部からの理解を得にくい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

精度が高いシステムを選ぶ必要がある

顔認証システムのなかには、認証精度が低く、大人数に対応できないものもあります。顔認証システムの精度は一律ではありません。マスクや帽子を着用すると認証できないシステムや、複数人が同時に画面に映ると認証できないシステムなど、その精度はシステムによって大きく異なります。

状況によっては大人数の出欠を短時間で正確に把握する必要があるため、認証精度の高い顔認証システムを選択するようにしましょう。

プライバシーへの配慮が必須

顔認証を使った出欠管理では、「顔」データを預かるため、プライバシーへの配慮が欠かせません。 顔データは個人情報保護法でも「個人情報」と定義されているため、厳密な管理が求められるのです。

未成年の顔情報を取り扱う場合は、本人だけではなく、保護者からの了承を得てからシステムを運用しなければいけません。トラブルを防ぐためにも、顔認証出欠管理の導入前に、「顔データの取り扱いに関する規定」などを定めておくといいでしょう。

導入の際に上層部からの理解を得にくい

顔認証による出欠管理は新しいシステムで、まだ一般的ではないため、上層部の理解を得るのに時間がかかる可能性があります。特に、世代間でITサービスに対する認識が異なる場合は、慎重な議論が必要です。

顔認証を使った出欠システムの事例

ここからは、顔認証出欠管理を実際に導入している事例をご紹介しています。事例をチェックしておけば導入後のイメージがしやすくなるでしょう。顔認証システムでの出欠管理をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

大阪のA専門学校

大阪のA専門学校では、精度99%、1人あたり3秒で顔認証ができる出欠システムを導入しています。新型コロナ感染症対策として顔認証システムによる検温は実施していましたが、スピーディーな出欠確認や業務効率化を促進するため、出欠システムの導入も決断しました。生徒からは「顔認証による出欠確認で授業時間を長く確保できる」と評価されています。

兵庫のB大学

兵庫のB大学では、専用のタブレットを用いた顔認証出欠管理システムを導入しています。授業開始時にタブレットを順に回し、顔をかざして出欠を確認するというスタイルです。また、顔認証出欠管理と教務システムを連動させて、教員がリアルタイムで学生の出席状況を確認しています。

なお、同大学では出欠管理に充てる時間の減少だけではなく、選択科目や習熟度別にクラス編成を変えても出欠確認が容易になるとしています。

学習塾の入退室管理システム

子供が塾の教室に入退室する際、スマホやタブレットから顔認証が行われ、その写真が保護者に通知される学習塾もあります。

学習塾以外でも、タイムカードの代替えや出席記録、リピート顧客の管理に顔認証出欠管理を役立てることが可能です。活用幅が広く、さまざまなシーンで導入できるのも顔認証システムの大きな特徴といえるでしょう。

出欠管理に顔認証を導入して利便性・生産性を高めましょう

顔認証出欠管理は、代返などの不正防止や業務の大幅な効率化を実現させます。教員側の生産性が向上すれば、学生が質の高い授業を受けられるようになるでしょう。出欠管理だけではなく、勤怠管理などに活用できるのも顔認証システムの特徴です。

JCVでは、世界最高峰の技術を使用したAI温度検知ソリューション「SenseThunder」を提供しています。SenseThunderはマスクを着用していながら顔認証と検温が可能です。出欠管理に導入することで業務の効率化と安心感の醸成に役立つことでしょう。
顔認証による出欠管理の運用をご検討中の方は、JCVの「SenseThunder」をご検討ください。

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