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顔認証API 導入事例 ファーストキッチン株式会社

ファーストキッチン株式会社イメージ

インタビュー

”顔認証決済”は決済時間の短縮や利便性向上だけでなく、商品開発やマーケティングにも生かせる

ファーストキッチン株式会社 様

ファストフード業界で初めての試みとなる顔認証決済を一部店舗で試験導入。
更なるキャッシュレス化を促進し、お客さまの注文時ならびに決済時のストレス軽減と利便性の向上を提供するファーストキッチン 代表取締役社長 紫関 修 様にお話を伺いました。

顔認証システムの導入経緯は?

「人手不足の解消」と「来店客の利便性向上」を目的に導入を決めました。

当社は、お客さま自身が端末で商品を選択し、注文から決済までを行って頂けるセルフレジを導入しております。コロナ禍においては、人と人との接触行為が避けられる中、多くのお客さまにセルフレジを利用頂いております。

その上で、お客さまがフラストレーションなく決済までして頂く為には、スマートフォンやカードの取り出しが不要となる「顔認証」が最適と判断し、試験導入を決めました。決済時のお客さま負担軽減や時間短縮につながると考えています。また、顔認証は決済シーンのみならず、さまざまな活用ができることも導入の決め手でした。

期待する効果

注文時間で「15秒ほどの短縮が見込める」

特に、ビジネス街での店舗では、会社員の方がランチで利用頂く機会が多いです。限られた休憩時間の中で注文や決済に時間がかかるのはフラストレーションを感じてしまう。財布もスマートフォンがなくても、手ぶらで決済ができる。さらにJCVが提供する顔認証は、精度が高く認証時間が短いことも短縮に貢献していますね。

データ活用にも期待

「商品開発やマーケティングにも生かせる」

今回の実証実験では対応しておりませんが、今後、例えば好みやアレルギーなどで商品のカスタマイズをしたい場合は、顔情報を元に過去オーダーと同じ選択ができるなど、お客さま個人に合った対応が可能になります。また、年齢などの属性と購入商品を紐づけることで、商品のレコメンドやカスタマイズの提案の精度向上にもつながります。おすすめクーポンの提示などオンラインのような店舗体験の提供が可能となります。

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