お知らせ

世界最高峰AI技術搭載の顔認証開発キット「SDK」で実現する、より安全で便利な宅配ロッカーシステム

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株式会社FUJI(本社:愛知県知立市、以下「FUJI」)が展開する宅配ロッカーシステム「Quist(クイスト)」に、日本コンピュータビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「JCV」)が提供するJCV顔認証ソフトウェア開発キット(SDK)、以下 JCV顔認証「SDK」を実装致しましたのでお知らせ致します。この宅配ロッカーシステムの開発により、一般ユーザーにとってより便利、高セキュリティに顔認証での荷物受け取りが実現します。

リテール業界で急速に広がるBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)。QuistはこれまでQRコードを活用した「非対面、非接触」の商品や荷物の受け渡しサービスを提供してきました。IoTを駆使した同ロッカーシステムは、導入先の「自動化、省人化」にも貢献しています。

今回、JCV顔認証「SDK」をQuistに利用することで、QRコード認証に加えて顔認証での鍵解除が可能となりました。例えば、ユーザーがスマートフォンを忘れた際にも確実に荷物の受け取りが可能となります。顔データ登録を一度行うことですぐに使用開始することができ、QRコードの検索・表示という手間すら省くことができるようになります。「顔パス」での荷物受け取りが可能になることで、これまで以上にユーザーと導入事業者の安全性(非対面、非接触)と利便性(QRコード不要、自動・省人化)の向上が期待できます。

JCV顔認証「SDK」はQuistのような既存製品・システムに追加機能として実装をし、新製品開発に利用いただけます。AI技術を搭載したJCV顔認証「SDK」は、99%以上の認識精度、生体検知(なりすまし防止)、マスク検知(マスクを着用している顔を検知)等、正確性、セキュリティ面で力を発揮します。
SDKの顔認証は宅配ロッカー以外にも、荷物の一時預けロッカーや、事業会社での本人確認システム強化、カードやキー(鍵)無しのホテルや自宅の入退室にも応用が可能です。

Quistの特長

「Quist」は、IoTを駆使し、ロッカー本体、クラウド、そしてユーザー端末を結ぶ次世代型宅配ロッカーシステムです。主な特長として下記が挙げられます。

  • 全天候型:防塵・防水構造により、屋内・屋外を問わず、どこにでも設置が可能
  • 高セキュリティ:防犯カメラ内蔵。録画動画の一定期間蓄積が可能
  • スマート受取:QRコードをかざす、または顔認証でボックスが開くため、操作が簡単
  • Quistシステム: 各システムとのデータ連携を可能としたフレキシブルなシステムI/F提供
  • Quistクラウド:クラウドシステムを利用したリアルタイムなロッカー管理・監視システム
  • 設置準備:コンセント1口(AC100V)のみで稼働開始が可能
  • ラッピング広告宣伝:Quist本体の前面を広告面として利用可能

宅配ロッカー「Quist」に関する詳細はこちら

JCV顔認証SDKについて

JCV顔認証「SDK」は、より少ない工数でアプリケーションやシステムを開発できるようにするための、プログラム・サンプルコードなどをパッケージ化したソフトウェア開発キットです。自社の利用環境に応じ、自由に開発・導入が可能です。

JCV顔認証「SDK」に関する詳細はこちら

株式会社FUJIの概要


社名:株式会社FUJI
本社所在地:愛知県知立市山町茶碓山19番地
代表者:須原 信介
資本金:5,878百万円 ※2021年3月末現在
主な事業内容:電子部品実装ロボットならびに工作機械の開発・製造・販売
ウェブサイト:https://www.fuji.co.jp/

JCVデベロッパーサイト

開発者の方向けにJCVデベロッパーサイト公開致しました。

JCVデベロッパーサイトはこちら

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日本コンピュータビジョン(通称:JCV)について

日本コンピュータビジョン株式会社は、ソフトバンク株式会社を親会社とするAIカンパニーで、
画像認識技術を活用し、“スマートビルディング分野”と“スマートリテール分野”に対して
最先端ソリューションを提供します。