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バーチャルメイクとは? メリットと代表的なアプリやサービスを紹介

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バーチャルメイクとは、AIとARを用いて疑似的にメイクをしているよう見せる技術です。あらゆる分野に応用されているバーチャルメイクですが、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

本記事では、バーチャルメイクの活用を検討している企業の担当者に向けて、バーチャルメイクの概要から、メリットと代表的なアプリやサービスまで紹介します。

バーチャルメイクとは

まずはバーチャルメイクの概要と、バーチャルメイクのメリットについて説明します。

バーチャルメイクとは

バーチャルメイクとは、AR技術を活用して、認識した画像にメイクを施したかのように見せる技術です。ユーザーの顔を認識し、その顔に仮想映像でメイクをすることによって化粧品を使用した時の効果を確認できます。

身近な例ではスマホアプリがあります。バーチャルメイク機能を搭載したアプリを使用し、自分の画像の上にリップやアイシャドウを施して、メイクの仕上がりを試すことができます。

また、ECサイト・店頭での活用も進んでいます。バーチャルメイクにより、顧客が販売員やメイク用品に直接手を触れることなく、また時間もかからずにメイクの効果を顧客が体験できるため、幅広く活用されているのです。

バーチャルメイクのメリット

バーチャルメイクのメリットは3つあります。

・商品を持っていなくてもメイクを疑似体験できる
・短時間で複数のメイクを試せる
・消費者と企業側、お互いが活用できる

まず、商品を持っていなくてもメイクを疑似体験できます。高価なブランドの化粧品や、買うことをためらうような化粧品でも、気軽に何度でもメイクを楽しめることがメリットのひとつです。

そして、短時間で複数のメイクを試せることもメリットです。バーチャルメイクでは実際にメイクを施してもらう時のように化粧を拭き取って落とす必要がないため、短時間で自分に合ったメイクを探すことができます。

また、消費者と企業側のお互いが活用できる点もメリットです。ECサイトなどに組み込むことで、消費者は化粧品を気軽に何度も楽しむことができ、企業側はより多くの客に試用していただく機会を得られることで需要と供給が成り立つため、互いにとってメリットが多いのです。

社会情勢によって変わったECサイトの需要とバーチャルメイクの活用

新型コロナウイルスの蔓延で、以前に比べ消費者が店頭へ足を運ぶことが少なくなりました。そんな中で、非接触で感染のリスクを背負うことなくショッピングを楽しめる「ECサイト」の需要が高まったのです。

ECサイトの需要は化粧品業界にも広まり、そこから「バーチャルメイク」のサービスもこれまで以上に普及していきました。ここでは、バーチャルメイクと相性の良いECサイトとの組み合わせについて紹介します。

ECサイト×バーチャルメイクの組み合わせ

ECサイトとバーチャルメイクを組み合わせることで、スマホやタブレットを活用することで実際の店舗に足を運ぶことなくメイクの効果を体験し、場合によってはそのまま購入することができます。感染症対策として、非接触で商品を試せることもバーチャルメイクとECサイトの相性が良い理由のひとつです。

また時間に囚われず買い物ができる点が、ECサイトとバーチャルメイクを組み合わせる強みです。「平日はなかなかお店が開いている時間に行けないが、人が多い土日にはあまり行く気になれない…」「普段育児に追われていて、子供が寝ている時間にしか自分の時間が取れない」といった方々でも、ECサイトにバーチャルメイクがあれば、商品を試したうえで購入できます。

ECサイト×バーチャルメイク×ライブコマースの組み合わせ

ECサイト、バーチャルメイクとライブコマースを組み合わせることで、さらに販売促進が期待できます。

ライブコマースとは、SNSなどインターネットを通してライブ配信をしながら、視聴者と発信者、双方向のコミュニケーションを取り、ECサイトなどへ誘導して商品の購入を促すマーケティング手法のことです。

通信販売のように一方的に商品の良さを伝えるのではなく、視聴者の疑問や要望に応えながら配信できることが、ライブコマースと組み合わせた場合の大きな特徴です。視聴者は写真や商品説明だけではわかりづらいことも質問でき、配信者がリアルタイムでそれに応えることで、より視聴者の疑問を解決できるため、購買意欲につながるのです。

ECサイト×バーチャルメイクで得られる企業側のメリット

ECサイトとバーチャルメイクの組み合わせで得られるメリットは、3つあります。

・消費者が非対面・非接触で最新のコスメを体験できる
・企業の最新コスメの販売促進になる
・企業のDX推進の一環になる

まず、店頭に足を運ぶ必要がないため消費者はコロナ禍でも非対面・非接触で商品を楽しめます。顧客にとってはもちろん、企業にとっても感染防止対策を講じるために有用ですし、対面でのお買い物が苦手な方にも化粧品を試しつつ購入の機会を得てもらえることは、企業にとって顧客を増やすチャンスです。

ECサイトとバーチャルメイクの活用は、プロモーションのひとつとなります。実際の店舗での販売が落ち込んでも、ECサイト活用で幅が広がるでしょう。

また、企業のDX推進の一環にもなります。コロナ禍での売り上げの落ち込みにより、DX化が注目されるようになりました。バーチャルメイクはページ滞在時間やCVを高め、DXの推進が期待できます。また、前述したライブコマースとの組み合わせで、インフルエンサーの協力を得られるとさらに効果が期待できるでしょう。

ECサイトとバーチャルメイクを組み合わせることで、ECサイトのPVやCVの向上が見込めます。実際にページの滞在時間が4.3倍になった事例や、売り上げの40%がバーチャルメイクを取り入れたサイトから流入しているといった事例もあるのです。 バーチャルメイクを取り入れることは、ECサイトや企業にとって非常にメリットが大きいことがわかります。

バーチャルメイクができる代表的なアプリやサービス

ここからは、バーチャルメイクを取り入れている代表的なアプリやサービスを見てみましょう。

大手ネット通販サイトのバーチャルメイク

大手のネット通販サイトを運営しているA社は、日本国内のECサイトで初めてバーチャルメイクを導入しました。このサービスでは、スマホやタブレットを利用して撮影した画像やライブ映像に、メイクを施せます。これにより、実際の使用感や見た目をイメージしやすくなります。

専用のアプリをインストールする必要がなく、無料で使えることも、このサービスの特徴です。現在はアイテム数こそ少ないものの、今後さらに種類が豊富になることが期待されます。

台湾企業Pのバーチャルメイクアプリ

台湾企業のP社では、バーチャルメイクのスマホアプリを提供しています。200を超える世界の化粧品ブランドのバーチャルメイクが楽しめます。肌年齢とシミやシワなどの状態を数値化し、肌診断をして記録する機能が備わっていることが特徴です。

化粧品メーカーSのバーチャルメイク

化粧品メーカーS社のバーチャルメイクでは、S社のブランド数社のアイテムを自由に組み合わせることができるため、リップやアイシャドウ単体ではなく店頭と同じようなトータルメイクのイメージを確認できることが特徴です。マスクを着用した状態でのメイクのイメージを確認することも可能で、気に入ったアイテムはそのままオンラインショップで購入できます。

化粧品メーカーKのバーチャルメイク

化粧品メーカーのK社は、リップ・アイシャドウ・アイライナーなど100種類以上のアイテムを自由に試すことができます。メイク前の画像とメイク後の画像を比較できる「2画面比較」があることが特徴です。

購買率の向上を期待できるバーチャルメイク|導入は高精度なシステムがおすすめ

バーチャルメイクにはAIの技術とARの技術が使用されています。手軽に何度でも利用できることから、ECサイトに活用することでサイト滞在時間・購買率・PVの向上が期待されます。また、国内の有名企業の導入実績もあります。

バーチャルメイクは、画像認識がベースとなるAR技術です。画像認識の精度を高くすることで利用者はよりリアリティの高い、現実世界に近い体験ができるようになります。JCVの画像認識技術は高速で高精度の顔検知が可能です。よりリアリティを持たせられる、精度の高いバーチャルメイクの導入をお考えの方は、ぜひJCVの「JCV AR 開発キット 美顔パッケージ」をご検討ください。

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