People

世界最先端の
画像認証技術を活用して、
日本市場を切り拓くプロダクトを
スペシャリストとして
つくりあげる。

Product
プロダクト

プロダクト部
鎌松 香奈子

大学では経営工学を専攻し、2011年4月、日系の大手ITベンダーに入社。エンジニアとして、プロダクト開発業務やお客様への導入サポート、パートナーアライアンスを手掛けた後、米国サンノゼの子会社に出向。シリコンバレーのスタートアップ企業とのアライアンスを推進した。2018年に日本に帰国して、ソフトバンクの新規事業開発部署に転職。2018年11月より、Japan Computer Vision Corp.(JCV)の立ち上げスタッフとしてジョイン。JCVの成長を、プロダクトスペシャリストとしてリードしている。

My Career

米国サンノゼでのソフトバンクとの出会い。
情報量と意思決定のスピードに圧倒された

大学卒業後、2011年に日系の大手ITベンダーに入社しました。あるプロダクトの担当エンジニアとして、開発業務に携わったのが社会人としてのスタートです。その後、パートナー企業のマネジメントや、導入の際のお客様対応などを経験したのですが、プロダクト自体がレガシーな技術で構築されていたので、自分のキャリアに不安を持つようになりました。そこで、米国サンノゼの子会社へと出向。現地スタートアップ企業とのアライアンス推進業務を担いました。主としてシリコンバレーの企業の技術やサービスを、自社の日本向けの製品に搭載する役目なのですが、なかなかスムーズに行かなくて…。細かい契約ひとつにしても、日本の本社に承認を得る必要があるのですが、なかなかそのジャッジが戻ってこない。米国のスタートアップ企業と日本の大企業ではスピード感が違いすぎて、当時の自分の能力では、その差を埋めるのに苦労しました。

そのときに出会ったのが、ソフトバンクグループやグループ企業の勢い、そして現地のソフトバンクの社員でした。グループ全体の意思決定のスピードが速いだけでなく、社員が持っている情報量が私とは比較になりませんでした。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの実績も現地で知れ渡っていたので、正直、圧倒されていました。新しいプロジェクトが次々と立ち上がっているのを横目で見ながら、「このままでは私は置いて行かれる。何とかしてこの波に乗らなくては」と感じて、ソフトバンクへの転職を決断したのです。

プロダクト部
鎌松 香奈子

大学では経営工学を専攻し、2011年4月、日系の大手ITベンダーに入社。エンジニアとして、プロダクト開発業務やお客様への導入サポート、パートナーアライアンスを手掛けた後、米国サンノゼの子会社に出向。シリコンバレーのスタートアップ企業とのアライアンスを推進した。2018年に日本に帰国して、ソフトバンクの新規事業開発部署に転職。2018年11月より、Japan Computer Vision Corp.(JCV)の立ち上げスタッフとしてジョイン。JCVの成長を、プロダクトスペシャリストとしてリードしている。

Create
the future.

About
JCV

世界最先端の画像認証技術を
プロダクトに落とし込み、日本マーケットを開拓する仕事

2018年に日本に帰国してソフトバンクに入社しました。その後、ほどなくしてJCVの立ち上げに、プロダクトスペシャリストとしてジョインしたのです。私が参画した時点では、世界最先端の画像認証技術を持つ、中国のSenseTime社との協業は既に決まっていて、その技術をどうプロダクトに乗せて、どう日本で展開していくのかを、ゼロから考えて実行していく役割を担いました。前職では組織の壁に阻まれてなかなかできなかったことが、入社後すぐに実現できたのには、少し驚きましたね。

ただし、優れた画像認証の技術だけでは、日本のお客様に使っていただけるプロダクトにはなりません。ハードに落とした際の使い勝手やデータを管理するシステムなどを、日本市場に合ったものにローカライズしていく必要がありました。それがプロダクトスペシャリストの存在意義の1つです。営業スタッフとディスカッションを重ねて日本のマーケット特性を理解して、SenseTimeにも改善の依頼を出しながら、プロダクトを日本向けに進化させていく。自分で製品を生み出している感覚を存分に持ちながら、当時も今も仕事をしています。

正直、当時は転職して間もなかった時期でもあり、何度も何度もつまずきそうになりました。そこで心の支えになったのが、隣の部門のシニア・バイス・プレジデントにいただいた、“There is always exception in rule.”という言葉。既存のルールや常識にも、必ず突破口があるという意味です。たとえば、顔認証デバイスを日本で販売するには、各種手続きや認証取得で発生する数多くのハードルをクリアしなくてはなりませんし、日本でのセキュリティやプライバシー問題も解決する必要があります。目の前に高い壁が次々と立ちはだかる中、何とかそれを正しく、しかし圧倒的なスピードで乗り越える方法をあきらめずに考える。営業・管理部・エンジニアが一緒になって議論する。そして、上司にも言いたいことがあればぶつける。そういう「あきらめない文化」がこの会社には根付いているので、全員の力で困難を乗り越えていくことができた。それは間違いありません。設立時の困難を乗り越えて1年と少しが経ちましたが、今では日本の多くのお客様から支持を得られています。

About
JCV

サブスクリプションモデルと、
サーバーを活用した顔認証システムを新たに開発

これまでに手掛けてきた機能開発の中で、日本のマーケットに大きな影響を与えた事例が2つあります。1つ目は、「1年更新のサブスクリプションモデルの導入」です。SenseTimeでは、ライセンス期間が20年など長期が前提だったため、ライセンス更新の機能が実装されていません。これでは、導入を慎重に検討される日本のお客様にはご案内しづらい。そこで、この問題を解決するべく、「日本マーケットでのスムーズな導入のために、1年ごとのライセンス更新機能を追加したい」と開発協力の要望を伝えました。必要な仕様、あるべきビジネスモデル、日本のマーケットの大きさと商習慣。これらをファクトベースで伝えることで、開発にGOが出ました。この「1年更新のサブスクリプションモデル」は、次回アップデート時に実装すべく進めています。

もう1つの事例は、「デバイスからサーバへの個人情報の移行」です。顔認証技術は、シンプルに言えば、カメラで撮影した画像とデバイスに保存した個人の顔の特徴点を突き合わせる技術です。SenseTimeではこの仕様で展開していたのですが、日本ではセキュリティの要求度が高く、「デバイス側に個人情報を保存するのは避けたい」との要望がありました。この問題を解決するために、顔の画像をデバイスではなくサーバー側に保存して、カメラの画像と照合するシステムを構築したのです。データ構造とアーキテクチャが大きく変わる機能開発だったのですが、エンジニアの献身的な働きによって、1ヶ月半でお客様に提供できました。こちらも次のバージョンから標準機能として搭載しようと進めています。

About
JCV

バランスを取れる人、
異なる立場とのコミュニケーションが得意な人に、
プロダクトスペシャリストは向いている

プロダクトスペシャリストとして活躍できる人物像として挙げられるのは、「バランスを取れる人」です。品質にこだわりすぎても、新機能の開発ばかりに目を向けすぎても、多くのお客様が求めるプロダクトは提供できません。それぞれのお客様の声に耳を傾けてバランスを取りながら、プロダクトにとって、会社にとっていい意思決定を導ける人や、デザインや技術、財務や法務、マーケティング、業界知識など幅広い知識とスキルが求められる中で、一分野に偏らず、それぞれの分野の専門家と協力しながら全体のバランスを取れる人に向いている仕事だと思います。そして、「異なる立場とのコミュニケーションが得意な人」も活躍できるでしょう。JCVでは、職種や国籍が異なるプロフェッショナルたちとプロダクト開発を遂行していきます。それぞれで抱えているミッションは異なりますが、それぞれが個人としての想いも持っています。決して目の前の相手を出身や属性で判断することなく、相手個人の立場と想いを理解しながら密にコミュニケーションを取って、プロダクト開発をまとめていくことが求められる仕事でもあります。

私自身は、この仕事を通じて、「認証媒体を使う必要が無い、スマートな社会」をつくっていきたいと考えています。たとえば、駅の改札や買い物での支払いのシーンが全て顔認証で行えるようにしていきたいですね。もちろん、セキュリティやプライバシーにおいて、乗り越えなければならない壁は多くありますが、データの扱いを厳重にした上で、顔認証への抵抗感を安心感や便利さに変えていければ可能だと考えています。JCVには世界最先端の技術がありますし、社員のみんなも強い想いを持っています。ぜひ、新たな社会を一緒につくりましょう。

Create
the future.